一口に有田焼といっても窯元によって作風はさまざまです。いろいろな窯元を見てお気に入りの窯を見つけるのも楽しみに一つです。
有田の街に行くとたくさんの窯元や、商店が軒を連ねていますので、車などがなくてもいろいろな磁器をみてまわることが可能です。
代表的な窯元だけでもこんなに違いが、、、
作風が違うのはもちろんですが、磁肌の色が違うこと、同じ赤でもまったく絵の具の出方が違っていることが写真でお伝え出来てるでしょうか。
窯元によって、陶土から、釉薬、成形の仕方、絵付けの仕方などなど、独自の拘りがあり、いい作品を作ろうと職人さん同士が切磋琢磨されているのは有田焼が誕生した400年前から変わっていないところ。いろいろな陶器、磁器がありますが、なかでも私が有田焼が大好きな理由でもあります。
また窯元独自に美術館(資料館)を持っている窯元も多く、古伊万里から始まる有田焼の歴史を振り返るのもとても面白いです。資料館に伺ったり、磁器を買い集めていく中、同じ窯元であっても時期によって作風が変わっていくのもわかるのではないでしょうか。
ぜひいろいろな磁器に触れてお気に入りを見つけてみてください。