有田観光で、なんといっても外せないのが皿山通りです。
約700mの直線の通りに、有田焼のお店や、窯元、ギャラリー、直売店などなどが所狭しとひしめき合っています。
通りを見渡す風景は、まさに有田焼、焼き物の街にふさわしい風景です。
有田焼といっても、モダンでリーズナブルなものから、伝統的な芸術の域に達する作品、お客様のおもてなしに使いたい少し高級なものまで、様々な種類のものがありますから、たくさん磁器をみて、お気に入りのものを探すことが出来ます。
皿山通りを含めた内山地区は、1991年に国の伝統的建造物群保存地区にも指定されていますので、伝統的な建物を見ているだけでもタイムスリップをした気分になれます。
皿山通りには様々な窯元や窯元の本店がありますので、そのいくつかをご紹介したいと思います。
まずは、おなじみの色鍋島の今右衛門窯。
今右衛門窯は、ここ皿山通りに窯を構え、作業所も持っています。
作業所はなかなか足を踏み入れることはできませんが、ショップや今右衛門古陶磁美術館もあるので、ここを訪れるだけで様々な今右衛門窯に触れることが出来ます。
ショールームのような店内は敷居が高い雰囲気がある、訪れる度に少し緊張するのですが、こんな素敵な作品を見ると緊張しても入る価値があります。
お値段もそれなりのお値段なので、いつかお金を貯めて買いたいな~~と思いながら眺めています。
今年の7/18に14代の今右衛門さんが人間国宝になりました。
続いては、深川製磁本店ショールーム。
深川製磁の有田焼はモダンな作品が多く、ファンが多いです。引き込まれるような青が独特です。
ショールームの2Fは、「深川製磁参考館」になっていて、宮内庁に献上された器や、明治33年パリ万博博覧会に出品金襴手の花瓶なども展示されていますので、ぜひ予約してご覧になることをお勧めします。
写真がわかりずらいのですが、香蘭社もぜひ見ていただきたいお店です。
明治期に建てられた本店は雰囲気があり女性のかたのファンも多いです。
星の王子さまの作品とかもあるので、ご覧になると面白いかもです。
紹介した以外にも、真っ白な有田焼を売っているお店を始め、様々な作風の有田焼をご覧いただけますので、いろいろな有田焼をみてお気に入りを見つけてみてください。