陶器と磁器の中間的な性質を持つ焼き物で半磁器、焼締めとも呼ばれています。焼成温度は、1100~1250℃で。炻器(せっき)は本来英語の”Stone ware”の訳語からきています。

日本では、備前焼や常滑焼などが、ウェッジウッドの「ジャスパーウェア」、ブラックバサルト、ロッソアンティコなどの「ストーンウェア」が炻器(せっき)として有名です。

釉や、絵付けを行わないことが多く、素朴で自然の風合いを生かし浮彫り、貼花(レリーフ)等の装飾を行って作成されます。

 

有田焼 用語辞典(目次)