陶祖李参平ゆかりの窯で日本で始めて磁器が焼かれたといわれている窯の一つです。

山の斜面を利用した登り窯で、幅が3~8m、長さは50メートル以上もあったものと考えられています。

李参平との関連については、子孫である金ヶ江家文書内に、先祖が泉山で陶石を発見したあと、「水と薪に便利だったので最初は白川天狗谷に窯を築き絵描き、細工の技術を教え、次第に繁盛した」とあることにより推測されています。

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